2005年07月21日
コエンザイムQ10について
コエンザイムQ10(CoQ10)は酵素を助ける補酵素。ビタミンによく似た働きをするのでビタミンQとも呼ばれています。老化を遅らせ、加齢に伴う疾病、例えば心臓病の予防や治療に向けた薬品やサプリメントの物質として、研究者たちから大きな期待を受けています。
コエンザイムQ10は、もともと全身の細胞のミトコンドリアにあるもので、生物には不可欠なものです。もちろん、わずかですが普段の食べ物にも含まれていたり、体内で合成されたりしていますが、20歳代から減少し始め、年齢を重ねるほど不足してきます。
コエンザイムQ10はもともと体内に吸収されにくいのが難点です。水にほとんど溶けず、消化管からの吸収がとても悪いのです。
体のエネルギーは、各細胞内で酸素が食物から摂取した栄養素を燃焼させることで作り出されます。コエンザイムQ10は、この栄養素を燃焼させる仕組みを、効率良く回転させるために必要な補酵素なのです。補酵素とは、体内で酵素の役割を助ける働きをするもののことです。酵素は、体内で物質を分解したり合成したりするときに働く重要な物質ですが、コエンザイムQ10はその酵素の働きを円滑にするために必須の存在なのです。
また、コエンザイムQ10は「ビタミン様作用因子」とも呼ばれています。ビタミンの定義(微量の栄養素で生体内で生合成されない)には当てはまりませんが、ビタミンと同じような働きをしているからです。そのため、別名「ビタミンQ」とも呼ばれています。
コエンザイムQ10は、は、食品の摂取によって体外からも補給されています。そのものが多く含まれている食品としては、イワシやサバなどの青魚、ウナギ、牛や豚の肉、豆製品などがあげられます。
脂溶性なので、これらの食品を食べるときには油を使って調理すると効率的に補給できます。
また、食物中の栄養素は、体内でコエンザイムQ10を生合成する際の原料にもなります。
コエンザイムQ10の生合成には、原料として数種類のビタミンと微量元素が必要です。タウリン、メチオニン、ビタミンC、B2、B6、B12、葉酸、セレン、ナイアシン、アミノ酸の一種であるチロシンなどが挙げられます。これらの栄養素の中に不足しているものがあると、コエンザイムQ10の産生レベルは著しく低下してしまうのです。
そのため、コエンザイムQ10の生合成からの供給を保つには、バランスの良い食生活が大切になります。
投稿者 アンジュ : 2005年07月21日 22:58 登録カテゴリー : 美容・ダイエット
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