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2006年07月28日

冷えとのぼせ

一見冷たいと熱いとでは別物のようですが、実は同じ原因だったりします。

お風呂を沸かす時をイメージしてください(もちろん給湯式ではありません)。始め、上は熱湯で下は真水の状態ですね。熱エネルギーのアンバランスと言いましょうか、これが体で言うと冷え、のぼせです。どちらか一方を強く感じれば冷え性またはのぼせとなります。

お風呂はもっと熱を加えると対流が起きて良い湯加減になりますね。体も同じで冷えでものぼせでも足を暖めることが治療となります。ツボの刺激のほかに手浴や足浴・座浴(アロマの項目も参照ください)を加えると良いでしょう。

足浴・座浴等の時間がないという方は、シャンプーの時や、顔や体を洗う時、洗面器に熱めのお湯を注ぎその中に足を入れましょう。気をつけて温めることが大切です。
冷え、のぼせの原因としては冷たい食べ物や飲み物を摂り過ぎること、下半身の薄着、疲れなどがあります。

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2006年07月27日

嘔気

ストレスによる嘔気は器質的病変によらない、機能的・心理的機序によって生じる嘔吐であり、心因性嘔吐・神経性嘔吐と言われます。

発生要因としては、職場、学校、家庭などで本人にとっていやな現実が生じ、それを契機に原因不明の吐き気や嘔吐が生じてくる場合が多いようですが、その状況を自覚していない場合も多いようです。

因性嘔吐は、延髄の嘔吐中枢への大脳皮質からの刺激によるとされ、ストレス反応として、嘔吐症状が選択されるかといった臓器選択性については、個人が元々有する身体的弱点としての易嘔吐性が関与していると考えられています。

これらはストレスを心が自覚できなくても、身体が正直に反応し症状化しているということになります。このようにストレスを身体症状に置き換えて表現されることを「身体化」といいます。

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2006年07月26日

動悸

胸がおどる、胸がつまる、心臓がドキンとする、等の心臓の拍動の乱れを自覚することで、精神的な原因による事が多いものです。

動悸は、背景にストレスが関与していることの多い代表的疾患でみられます。器質的な異常が特に無い場合は、抗不安薬が著効します。加えて、環境調整とSSRIが症状を改善します。

ストレス伝達のしくみを、もう少し詳しく見てみましょう。私たちが、快・不快などを感じるのは脳の中の奥にある「辺縁系」。ここが感情のコントロールセンターになっています。ところが人間は、この辺縁系の上に、理性的な考えや行動を求める役割の「大脳新皮質」があって、「嫌だ」「嫌いだ」「やりたくない」といった辺縁系の感情を抑えつけようとします。
この本能的感情(行動)と理性的抑制(行動)との葛藤がストレスを生じる元となっています。
そして、あまりに辺縁系の「感情的欲求」が抑え込まれすぎると、辺縁系は、そのすぐ下に位置する自律神経の中枢にその憤りをぶつけます。こうして自律神経の中枢は不安定になり、ちょっとしたことで動悸がしたり、めまいがしたり、胃腸の働きがおかしくなったりなどの失調症状が現れるようになります。

充分な睡眠をとったり、ストレスをさける。コーヒー、紅茶、緑茶などカフェインを多く含む飲み物やタバコを控え、過度の飲酒や運動をさけた方が良いでしょう。

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2006年07月25日

チックとは

チックとは、細かく素早い動きなどが、本人の意思とは無関係に繰り返しおこってしまうものをいいます。本人は意識してやっているわけではなく、止めようと思っても止まりません。

症状としては、瞬きを繰り返す、肩をぴくっと動かす、頭を振る、口を曲げる、顔をしかめる、鼻をならす、など、チックは、時に多種多様な形態をとることがあります。また、ため息や、咳払い、うなるなどの声を出すチックもあります。

チックの詳しいメカニズムは、まだよくわかっていない事が多いのですが、ドーパミンの過剰活動やセロトニン、脳の基底部組織である脳幹神経節という領域が運動や知覚機能への影響を及ぼしていると言われています。これらは従来言われてきたような、厳しいしつけや親の愛情不足といった心理的原因ではなく、生物学的原因にあたります。また、トゥレット症候群の家系ではチックの出現頻度が高いことから、遺伝的要因も考えられ、現在では常染色体優性遺伝ではないかという説も有力視されています。

チックの治療には、薬物療法の有効性が非常に高く、症状が重い場合には抗ドーパミン作用のあるハロペリドール(セレネース)やピモジド、クロニジンを使用します。ハロペリドールは著しい効果が見られますが、一人一人によって至適量が異なり、過鎮静や抑うつなどの副作用を引き起こす可能性もあるので初めは少量から開始し、徐々に増量していきます。

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2006年07月24日

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤とは、下肢の静脈が太く拡大し、浮き出ている状態を静脈瘤といいます。下肢静脈瘤には沢山の種類があります。

下肢には足の中心部を流れる太い深部静脈と皮下に流れる大伏在静脈、小伏在静脈があり、これらの静脈は交通枝でお互いにつながっています。

静脈血は動脈血と違って自ら流れる力はありません。
静脈には内腔に弁があり、血液が逆流するのを防止していますが、筋肉の収縮や弛緩によるポンプ作用で心臓の方へ環流します。

お産の後や、長時間の立ち仕事(美容師、調理師、店員など)では静脈の圧迫や重力で下肢に血液が貯留し、静脈は拡張します。
血液の貯留に静脈の弁が耐えられなくなると弁不全となり、深部静脈内の血液が大伏在静脈や小伏在静脈に逆流し皮下に静脈留が発生します。 

下肢に、酸素濃度の低い静脈血が常に貯まり(静脈うっ血)、皮膚、皮下組織、筋肉などが酸素不足となるため、足がだるい、重い、むくむ、こむらがえりなどの症状が出てきます。
静脈のうっ滞が更にひどくなると、静脈瘤内に血栓が出来たり(血栓性静脈炎)、皮膚が色素沈着したり、最もひどい場合には皮膚潰瘍となります。

下肢静脈瘤の手術・治療方法には高位結さつ療法・硬化療法・静脈瘤抜去術・弾性ストッキングがあります。
日常生活の注意点としては、長時間の立位を避けましょう。休憩時、就寝時に足を挙上するようにしましょう。あと、弾力包帯 または弾性ストッキングを着用する事をお勧めします。

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2006年07月23日

パニック障害とは

パニック障害に見られる不安の特徴は前触れもなくある日突然めまい、動悸、呼吸困難といった身体症状がでて10分以内にピークに達し30分以内に症状が消えることです。

本人はこのまま死んでしまうのではないか、気が狂ってしまうのではないかというような恐怖心に襲われいわゆるパニック状態に陥ります。
パニック障害での発作はどうしてこんなところで発作が起こるのかがわからず本人にも周囲にもまったく理解ができないのです。どこか身体が悪いのかと病院に足を運び心電図等の検査を受けてもどこも異常なところは発見されず一般医からは自律神経失調症・心身症・過呼吸症候群・狭心症・メニエール病等と診断されていることが多い状況です。

パニック障害は100人に1人くらいの割合で起こる病気で、多くは思春期から青年期にかけて発症します。日本でパニック障害は心臓神経症や不安神経症として取り扱われていましたが1980年に病名を『パニック障害』に統一すると世界的な取り決めが行われました。放っておいて自然に良くなることはあまり期待できず多くの方は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら慢性化してしまいますが、早期に治療をすれば必ず完治する病気です。

パニック障害には予期不安が付きまといます。不意に突然起こることが多いので、またいつあの恐ろしい発作が起こるのではないかと不安な為に行動範囲が狭められていきます。そして外出先でパニック発作を起こすのが不安なあまりに1人で長時間外出するのが困難になってしまいます。これを広場恐怖といい、そこから逃げられない、助けてもらえないような場所や状況を恐れ、人ごみ、エレベータ、電車やバスの中、自動車の運転、1人での外出などが恐怖の対象になります。
そして気をつけなければいけないのは広場恐怖の為外出を拒み家に閉じこもりがちになり社会生活に支障をきたすことです。これが続くと自信喪失から抑うつ状態を引き起こす可能性があります。
パニック障害の治療では予期不安に対しての適切な治療を行い慢性化させないことが大切です。

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2006年07月22日

慢性疲労症候群

原因不明とされてきた強い全身倦怠感、微熱、リンパ節腫脹、頭痛、脱力感や思考力の障害、抑うつ等の精神神経症状などが起こり,この状態が長期にわたって続くため、社会生活が送れなくなるという病態である頭痛、倦怠、微熱などを呈する症候群です。

疲労感・倦怠感とは、身体的・精神的に感じる自覚症状です。
十分な休養をとっても疲労感・倦怠感がとれないとき病的とみなされます。また意欲のないときにも疲労感・倦怠感を感じることがありますが、これは無気力を意味します。
このときは身体的疾患よりむしろうつ病などの精神的疾患の可能性が高いでしょう。どちらにしても過度の疲労感・倦怠感が続くときはココロとカラダを蝕みますからそこからの脱出が課題と言えるでしょう。

慢性疲労症候群(CFS)とは、これまで健康に生活していた人に原因不明の強い全身倦怠感・微熱・頭痛・脱力感や、思考力の障害・抑うつ等の精神神経症状などが起こり、健全な社会生活が送れなくなる病態でをいいます。

いつ始まったか。発症は急激か・徐々か。疲労感・倦怠感が急激に起こった場合、発熱・立ちくらみ・多飲多尿・体重減少など他の身体症状を随伴しているかどうかが重要です。また日内変動も診断に重要となってきます。一般に器質的疾患では疲労感・倦怠感は午後から夕方にかけて強くなりますが、精神科疾患特にうつ病では朝、だるさを感じることが多いようです。

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2006年07月21日

虫さされ

虫さされは、大変身近な皮膚病で、一般的にはカやノミに刺されたことによって生じる、かゆみの強い赤いブツブツ、という印象があると思います。

しかし実際には、カやノミ以外にも様々な「虫」がヒトを刺したり、咬みついたり、皮膚から血を吸って被害を与えます。
虫さされの原因となった虫を調べるには、刺している虫をその場で捕まえて、その種類を確認する必要があります。しかし「虫さされ」と言っても、実際に刺されている場面を見ていないことが多いのが実情です。それどころか、「刺さない虫」を犯人(犯虫?)と思い込んでいる方もおられます。

そこで、ヒトに被害を与える「虫」の種類や生態、生息地をよく知り、どんな虫がどんな皮膚症状を引き起こすかを知っておくと役に立ちます。

虫さされによって生じる皮膚症状には、大きく分けると「痛み」と「かゆみ」があります。
痛みには、虫が皮膚を刺したり咬んだりすることによる物理的な痛みと、皮膚に注入される物質の化学的刺激による痛みがあります。
かゆみは、皮膚に注入された物質(毒成分や唾液腺物質)に対するアレルギ-反応によって生じます。そして、アレルギー反応には主に即時型(すぐに起こる)反応と遅延型(ゆっくり起こる)反応があります。
即時型反応は、虫の刺咬を受けた直後からかゆみ、発赤、ジンマシンなどが出現し、数時間で軽快する反応です。一方、遅延型反応は、虫の刺咬を受けた1日~2日後にかゆみ、発赤、ぶつぶつ、水ぶくれなどが出現して、数日~1週間で軽快する、という反応です。
これらのアレルギー反応は、虫に刺された頻度やその人の体質によって症状の現われ方の個人差が大きいのが特徴です。

虫さされの治療は、軽症であれば市販の痒み止め外用剤でもよいですが、赤みや痒みが強い場合はステロイド外用剤が必要です。症状が強い場合は抗ヒスタミン剤やステロイド剤の内服が必要になるので、皮膚科専門医を受診するのがよいでしょう。

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2006年07月20日

美白効果

パパイヤの木は、もともとポルトガル人によってブラジルからインドにもたらされました。サンスクリットで「エランド・カルカティ」と呼ばれています。実と種、葉には「パパニン」が含まれ、葉はグルコサイド・カルポシドやアルカイド・カルパインなどの成分、さらにビタミンKとEが豊富に含まれています。

パパイヤ酵素は、角質を取り除き、肌の細胞を活性化するために、エステ界ではブームともなりました。
果実パルプは肌に栄養を与えるとともに、傷口を塞ぎます。また、パパイヤ果実の皮には慢性的な傷を癒す作用があります。

パパイヤ果実は美白にも使われることができます。完熟したパパイヤ果実のパルプを顔に塗り、10分ほどして洗い流します。1週間ほどすれば、その美白効果がはっきりとわかるでしょう。エステでは、パパイから採れるパパニンも使用して、お肌の表面の角質層を取り除くエステをします。

パパイは、内服すれば消化酵素となり、外用すれば、スキンケアとして用いることができるために、世界中で最もポピュラーになったのです。

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2006年07月19日

疲労回復

夏ばてして疲労がたまってる人はいませんか?そんな疲労を回復してくれる食べ物として注目されているのが「梅干」です。梅干には疲労を回復してくれる「クエン酸」が含まれているからです。

疲れた時の甘いものは即効性はあるが長続きできない!!

疲れたときにチョコレートなど甘いものが食べたくなることがありますよね。これは血液中のブドウ糖がエネルギーとして使われ、体が糖質の補給を要求しているからです。甘いものを補給すると、血糖値は急上昇し、一時的に疲労が回復しますが、その後、血糖値は急激に低下し疲労感は一層強くなるんです。しかも、糖質がエネルギーになるときビタミンB1を消費するので、B1不足になり、疲労回復を遅らせる要因にもなります。

疲労回復には、甘いものよりも「クエン酸」を多く含むすっぱい食べものを食べよう!!
疲労回復には、甘いものよりも「クエン酸」を多く含むすっぱい食べもののほうが効果があります。クエン酸は疲労回復の素といわれる乳酸などを燃焼させ、疲労回復を助ける物質で、レモンなどの柑橘類や天然醸造酢に多く含まれています。

すっぱいものがなぜ疲労を回復させるのか、それはすっばさのもと、「クエン酸」の働きを理解する必要があります。疲労すると筋肉中に乳酸がたまつて、だるさやこりなどの疲れの症状があらわれます。クエン酸は、乳酸が体の中にたまるのを防ぎ、炭水化物や脂肪などを効率よくエネルギーに変える働きをするところから、疲労回復に欠かせない食品ということになります。

空腹時に番茶を飲みながら梅干しを食べると、便秘に効き目があります。また、クエン酸は疲労回復に効果があるばかりか、抜群の殺菌効果ももっています。だから毎食梅干を食べれば疲れ知らずの体になることに違いはありません。

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2006年07月18日

かぼちゃ

かぼちゃには大きく分けるとニホンカボチャ・セイヨウカボチャ・ペポカボチャの三種があります。貯蔵できるため、夏に収穫して緑黄色野菜の少ない冬場に食べるため、夏野菜なのに冬至にかぼちゃを食べる習慣があります。

かぼちゃは栄養価の高い緑黄色野菜で、体、特に粘膜や皮膚の抵抗力を強くし、成人病を予防するカロチン(ビタミンA)が多く含まれています。かぼちゃの黄色い色はカロチンの色です。

そのほかビタミンB1、B2、Cも多く、また、カルシウム・鉄分、カリウムなどのミネラル、食物繊維もバランスよく含んでいます。これらの栄養素は血糖を下げるための膵臓からのインスリンの分泌を高めるので、糖尿病の方の食事にも最適です。日本かぼちゃよりも、西洋かぼちゃの方栄養価が高いです。また、かぼちゃの種を日干しにしたものは、約40%の脂肪と25%のたんぱく質、ビタミンB1、Eなどを含みます。お酒のおつまみやおやつに、化簿ちゃの種は好んで食されます。

成分は、βカロチン、食物繊維、ビタミンB1、B2、C、Eアミノ酸(ククルビチィナ、ペポノシド、ロイシン、ククルビユ酸、チロシン)、アルブミン、レシチン、フィトステロール、樹脂などです。

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2006年07月17日

熱中症

読んで字のごとく、「熱に中(あた)る」という意味。体の中と外の「暑さ」によって引き起こされる、様々な体の不調のことです。

気温が高かったり、激しい運動などで体内でたくさんの熱が発生することが原因でおこります。
日射病は熱中症の一種で、炎天下にスポーツや激しい労働をして、大量の汗をかき、体の水分が足りなくなってしまった状態です。
こうなると血液の濃度が高くなってスムーズに流れにくくなり、体温調節をはじめとする、体のコントロールがうまく行かなくなるんですね。

夏の暑い盛りに激しい運動をすると、体は高くなった体温を冷やすために、たくさんの汗をかきます。あまりたくさんの汗をかき、この失った水分の補給をしてやらないと日射病になるというわけです。
まずは、吸湿性・通気性の良い素材でできた、涼しい服装をすることです。服装の色も、熱を吸収しにくい白っぽいものを選びましょう。日傘や、つばの広い帽子なども良いですね。
その上で、きちんと水分補給をすることを心がける必要があります。

体重の3%以上の水分が失われると、体温調節に影響が出るといわれていますので、激しい運動をする際には、体重の変化に注目する必要があります。
例えば、私(田村)は約80kgですので、汗をかいて2.4kg体重が減るとヤバイ!ということになります。
さて、水分補給のペースですが、のどが渇いた時には、既に脱水が起きていることが多いので、のどの渇いたと感じる前に水分補給をすることが大事です。 炎天下で運動するときには、時間を決めて定期的に飲み物を飲むと良いでしょう。

水分補給のほかにも、十分に睡眠を取ること。
また、ビタミンやミネラルの不足も良くありませんので、暑くても食事はしっかりと食べましょう。以前も取り上げましたが、暑さの厳しい真夏は、ビタミンB群を多く含む豚肉がお奨めです。
なによりも、体調の悪いときには炎天下での運動を避けることです。我慢は禁物。まじめな人ほど、熱中症になりやすいそうですよ。

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2006年07月16日

とうもろこし

とうもろこしと言えば夏の味覚。最近では冬にも出回るようになりましたが、夏の焼きとうもろこしの味は格別 です。

主成分はでんぷんを多く含み、表皮にはたくさんの食物繊維、そして胚芽の部分にはビタミンB1、B2、E、 脂肪も多く含まれています。食べて美味しいだけでなく、バラス良く栄養素を含んだ食品といえます。

とうもろこしの食物繊維は腸の働きを良くし、便秘を解消してくれます。また、胚芽の部分には良質の植物性脂肪があり、 不飽和脂肪酸を含んでいるので、コレステロールを減らして動脈硬化を防ぐのに有効とされています。 疲れやだるさの出る夏バテは多くの場合、ビタミンB1不足で起こるとされています。

そのビタミンB1がとうもろこしには多く含まれているので夏を元気に乗り切るためにはうってつけの野菜といえそうです。

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2006年07月15日

口内炎

口腔粘膜に発生する炎症は全て口内炎と呼ばれていますが、その原因にはきわめて多くのものが含まれています。

口腔は食物を咀嚼し、消化する器官であると同時に、気道の一部を形成していますので、大気中の病原微生物などが侵入し、口腔内にさまざまな感染症が発生する機会にさらされています。
また口腔内には既に多くの細菌が常在していますが、全身の免疫力の低下などにより病原菌となり口腔内感染症を引き起こすことがあります。
さらに口腔だけに発生する病変以外にも、全身の病気の一部として口腔内に発生する病変や皮膚の病気と関連する口腔疾患などがありますので、これらを鑑別 して治療することが必要になります。

口内炎には多くの種類がありますが、もっとも多いのが再発性アフタと呼ばれるもので、直径5ミリ程度の白い潰瘍が繰り返し起こります。原因ははっきりしていませんが、1週間ほどで自然に治る場合がほとんどで、あまり心配はいりません。

歯ブラシがぶつかったり、誤って噛んでしまったりするなどの物理的な刺激や、ウイルス・かび・細菌の感染、金属アレルギーなど、口の中の原因によって起こる場合と、ビタミンC不足などによる栄養障害、自己免疫異常の病気、薬物アレルギー、胃腸障害など、全身的な原因によって起こる場合があります。
日頃から、口の中を清潔に保ち、歯を磨く時には粘膜を傷つけないように正しいブラッシングを行うほかに、栄養バランスのよい食事を心がけるなど、全身の健康にも気を配るようにしましょう。

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2006年07月14日

ニラ

切っても切っても生えてくる、スタミナ野菜のニラはユリ科の多年草で、北海道から沖縄までほぼ全国的に栽培されています。

ニラにはカロチンやビタミンEが豊富に含まれています。油との相性がいいので、炒めものにぴったり。また、独特の強い匂いは硫化アリルという物質によるものですが、それにはビタミンB1の吸収を高める働きのほか、魚の生臭さをやわらげたり、新陳代謝を活発にしたりします。さらには血液をサラサラにする効果も。
もちろん食物繊維も豊富なので、おなかもすっきりです。

調理のポイントとしては、あらかじめ切っておくと、酵素の作用で、においがきつくなるので、調理の直前に切るか、下ゆでをしてから調理すると良いでしょう。しかし、ビタミンの効率を考えるなら生のまま使った方が効果的です。
レバニラ炒めがポピュラーな料理ですが、これは、ニラのビタミンCが鉄分の吸収を効率よくしてくれるので、貧血予防におすすめのメニューです。ニラをうまく使って元気に過ごしましょう

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2006年07月13日

アスパラガス

アスパラガスとは「たくさん分かれる」とか「激しく裂ける」というギリシャ語が語源で、新芽という意味をさすといわれています。日本には江戸時代にオランダ人に伝えられましたが、当時は観賞用でした。

アスパラガスにはカロチン(ビタミンA)が含まれ、病気に対する抵抗力を高め、またアスパラギン酸は新陳代謝を促すとともに、タンパク質合成を高める効果 があり、疲労回復や滋養強壮に優れています。

アスパラガスの穂先部分にはルチンという成分が含まれ、血管を丈夫にし、高血圧や動脈硬化の予防にも効果 があり、また利尿効果もあります。アスパラガスはカロチン、ビタミンC、ビタミンEを同時に摂取することができ、抗腫瘍作用もあり、また赤血球をつくるために必要な葉酸を含んでいるため貧血にも効果 があります。

その他に、アミノ酸の一種でアラスパラギン酸が多量に含まれています。
アスパラギン酸は、アスバラガスから発見された栄養素で、新陳代謝を促し、タンパク質の合成を高める働きをするため、疲労回復、滋養・強壮に効果を現します。
その為、スタミナ強化をうたったドリンク剤にも用いられているほどです。
アスパラギン酸には、タンパク質の合成に使われる以外に、尿の合成を促進させる作用があります。
この作用は体験的に知られていたようで、アスパラガスは肝臓の機能回復と利尿作用がある野菜として、民間薬に使われてきました。

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2006年07月12日

バネ指

バネ指とは、指を曲げる筋肉の腱 が指の付け根のあたりで腱鞘というトンネル状の通り道を通る際、
腱の周囲で炎症が起こり、腱鞘の内径が狭くなり、腱が滑るように通る際に引っかかるようになるもので、狭窄性腱鞘炎とか、肥厚性腱鞘炎とも呼ばれます。

原因としては、使いすぎなどで負担がかかり続けた場合というのが多いらしいです。

腱鞘炎による「バネ指」は初期の場合、朝起きたときだけ指が伸びないということが多いようです。
しかし進行してくると、日中でも指のひっかかりが出現し、指の曲げ伸ばしで痛みを伴うようになります。
ひどい場合は全く曲げられなくなったり、全く伸ばせなくなったりし、手のひら側に炎症を起こし、はれた有痛性の腱鞘が触れるようになります。

手術は即効的ですが、外用剤、注射などの治療で症状が治まっていればそれでもかまわないらしいです。

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2006年07月11日

しょうが

昔から風邪のひきはじめには、体をあたため、発汗作用があるとして、しょうが湯が飲まれてきました。このように民間療法ではさかんに利用されてきた、しょうが。

この効果は辛み成分にあると考えられています。
生のしょうがに含まれるジンゲロールは、乾燥するとショウガオールになりますが、このふたつの成分は効用が異なります。肝臓障害の抑制にはジンゲロールが効果があるといわれているので、生のしょうがを使うのがよく、鎮痛、解熱、咳を鎮めるにはショウガオールの方が効き目があるので、風邪などには乾燥しょうがをおすすめします。

また、最近の研究では、辛み成分がガンや生活習慣病を予防する効果にも期待が高まっています。

最近の研究では、しょうがの香りを嗅ぐと、脳の血流量が増し、脳を活性化させるはたらきがあることがわかってきました。まだくわしいことは解明されていませんが、しょうがの香りは200種類以上の成分を含んでいるので、この複雑な香りが脳に刺激を与えているのではないか、といわれています。いろいろな料理に合うのも、香りの複雑さが一因だと考えられています。

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2006年07月10日

モロヘイヤ

モロヘイヤはエジプト・中東・アフリカが原産の野菜です。加熱するとモロヘイヤの特徴であるネバネバがでてきます。モロヘイヤの日本での本格的栽培が始まったのは1980年代で、健康野菜として人気があります。

モロヘイヤは、ほうれん草と比較して、βカロチンが3倍、カルシウム7.5倍、ビタミンB1が5倍多く含有しています。
モロヘイヤを積極的に取り入れると、骨粗しょう症を予防し、カルシウム不足によるイライラを解消してくれます。女性はどうしても貧血になりがちです。貧血に大切なのが鉄分ですが、ビタミンCは鉄分の吸収を高めてくれます。美肌や免疫力アップに欠かせないのもビタミンC。
モロヘイヤにはこのビタミンCが豊富に含まれています。

また、食物繊維も多く含んでいます。食物繊維は便秘を解消し、発癌物質など体に有害な成分を体から排除してくれます。また食物繊維はコレステロールが体内に吸収されるのを抑制してくれます。また糖尿病・高脂血症・動脈硬化など成人病を防ぐ働きがあります。

モロヘイヤをカットするとネバネバしたものが出てきますね。このネバネバの正体はムチンという物質。ちなみにモロヘイヤのネバネバと「さと芋・オクラ・なめこ」のネバネバは同じ成分です。
ムチンは糖分と蛋白質からできていて、糖分の吸収速度を遅らせ血糖値が食後に急上昇するのを防いでくれます。ムチンは糖尿病の方にとって、力強い味方です。またムチンは胃の粘膜を保護してくれます。胃の弱い方にもお勧めの成分です。粘り強くなれそうなムチンが豊富なモロヘイヤを健康のために積極的にとるようにしたいですね。

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2006年07月09日

ダウン症

ダウン症は、常染色体の数的異常のなかで最も多い疾患です。いろいろな似通った症状が特徴的に見られるので、1866年イギリスの眼科医 J. L. H. Down が独立した疾患として、ひとまとめにし、症候群として報告したのがこの症候群の名前のはじまりですが、もちろん、昔からこのような症状を持つ人がいることは文献にも現れてきていました。

ダウン症は、出生児のなかではもっとも多い染色体異常です。
一般にダウン症の出生頻度は、民族間や社会、経済クラス間には差がなく、最近のわが国の統計では、一般出生頻度は約1000の1です。

ダウン症の発生頻度は母親の加令とともに増加することは、よく知られています。これは、母親の加令によって卵子形成過程に起こる染色体不分離の増加の結果と考えられています。しかしながら、約80%のダウン症児は35歳以下の母親から出生しています。すなわち、これはもともと35歳以下の妊娠が多いということによっています。
また、過剰な染色体は父親由来のこともあり、母親由来と父親由来の比は4:1といわれています。

ダウン症の身体的特徴としては、頭を上から見ると、縦の長さが標準に比べて短い。あまり起伏が無い顔だち、鼻、特に目と目の間の部分が低い。眼が切れ上がっている。まぶたが深い二重になっている。耳の上の方が内側に折れ曲がり、丸い形の耳に見える。首の周りの肉付きがよい。指が短い。親指と人さし指のあいだが普通より少し開いている。小指の間接が1つ足らない。手のひらに猿線が見られる。指の文様が弓状である。筋肉の緊張が低下している。知的発達が遅れる。

怖いのは合併症です。これもすべての個体に現われるわけでなく、ほとんど合併症の無い場合もあります。
先天性心疾患(40%)特に心内膜欠損症、消化管の奇形(十二指腸狭窄、鎖こう)、白内症(2%)、急性白血病(1%)、一過性骨髄異常増殖症、環軸間接不安定性(2ー3%)、甲状腺疾患(3%)、点頭てんかん(10%)、眼の屈折異常(近視、遠視、乱視)、浸出性中耳炎などです。

ダウン症の赤ちゃんは筋肉の緊張が低く、最初は哺乳力が弱かったり、泣き声が小さかったりします。寝てばかりいるように感じることもありますが、日増しに動きが増して大きな声で泣くようになります。筋肉の緊張が低いことは運動発達にも影響します。関節も柔らかく伸びる傾向にあります。
「赤ちゃん体操」は運動発達の促進、良い姿勢を身につけることを目的としています。発達は個人差がありますので、その子にあったペースで「体操&マッサージをしてあげて下さい。発達は健常児に比べゆるやかですが、確実に成長していきます。
一人一人みな大切な命です。正しい知識と愛情をいっぱい注いで育ててあげて下さい。必ず笑顔で笑ってくれる日がきます。

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2006年07月08日

PTSD

Post-Traumatic Stress Disorder、略してPTSDと呼ばれる病気があります。日本語では、(心的)外傷後ストレス障害と訳します。

過去に受けた心の傷が慢性化して、様々な生きにくさを抱える病気です。アメリカ精神医学会が制定した「DSM(精神疾患の診断・統計マニュアル/現在は1994年に改定された第四版・DSM-IV)」によって定められています。

大人には、「自我」と呼ばれる現実検討機能が備わっていますので、日常生活のさまざまな刺激に対して、健全に対応することができます。しかし、突然の事故や事件などの場合、自我のコントロールを超えた暴力的・侵入的な刺激に対して対応ができません。この時に受けた傷が「トラウマ(心的外傷)」となるのです。
トラウマには、事故・災害等に受ける急性の外傷と、虐待、いじめ等で受ける慢性の外傷があります。

強い衝撃を受けるとショック状態に陥り、心の一部の働きを「麻痺」させることでやり過ごそうとします。虐待児が痛みを感じなくなったり、事故に遭った(目撃した)人が事故場面の記憶を一部失う、いじめによって無視しつづけられた人が感情を麻痺させる等があります。
応急処置をしたり、ストレスに対して強い方は、自然に回復しますが、私達の心は、知覚・感情・記憶など様々な機能を統合していますから、一部が麻痺したままであると、後になって「異常信号」を出し始めます。血液の循環が悪いと足がむくんだり、頭痛がしたりする作用と似ています。異常を知らせるために様々な心理的・身体的症状が現れ始めます。これがPTSDです。

心的外傷は、怪我と同じく、外傷体験直後に応急処置をすることで、その後のPTSD症状を緩和させることができます。基本は、「安心感」を与えること。及び、「自己コントロール感」を取り戻すことです。直接的原因を除去あるいは、刺激量を和らげるにより外傷を受ける前の心のバランス感覚を取り戻すことが目標です。

PTSD症状が出始めた場合には、第二段階として「トラウマとの直面とディブリーフィング」を行います。これは、心的外傷を援助者と共に再度見つめ直す作業を通して、主観的体験として取り込んでしまった様々な感情・身体感覚・映像等から心を解放するためです。
 「何が生じたか」を理解し、「何が怖かったか」がわかれば、「これからどう対応できる」という自己能力感を取り戻すことができるからです。ただし、直視するのは、フラッシュバックを起こすのと同様ですので、勇気と安心感が必要です。PTSD症状が激しい場合には、緊急対応として行う必要がありますが、日常生活が安定している場合には、十分に回復し、本人が直面したいという希望が出てきたときに行うようにしてください。

投稿者 アンジュ : 09:37 | トラックバック

2006年07月07日

梅干の効果

梅は日本古来の植物と思っていたところ、原産地は中国の烏梅(うばい)の由。薬用・染料に用いていたのが、塩で貯える事を知ったことから塩梅(あんばい)という言葉が生まれたとのこと。

ともあれ、梅酒、梅肉エキス、煮梅、梅ジャムをはじめ、昔から日本人のお弁当に欠かすことのできない梅干しには実に多くの薬効があります。

梅には良く知られている、抗菌作用、整腸作用、解毒作用の大きな力があります。 特に殺菌作用が強く、梅肉エキスの中ではコレラ菌は5分、腸チフスは10分、 赤痢菌は1時間で死滅します。また、O-157もクエン酸は死滅させます。

激しい運動や働き過ぎの後には「乳酸」とよばれる疲労物質がたまります。 梅干しに含まれる「クエン酸」は、乳酸となる物質を完全燃焼させ、乳酸として体内に残しません。また、クエン酸はエネルギーの素となるグリコーゲンを助け、回復を著しく早める働きをします。
梅干しには、クエン酸をはじめとする八種類の有機酸類と、カルシウム、ミネラル等、体内に必要な成分が、他の食品には類を見ないほど豊富に含まれています。これを毎日続けて常食することによりパワーが出てきます!
クエン酸を筆頭とする有機酸類には体内の代謝をスムーズにして老廃物を排出し、脂肪の蓄積を防ぐ働きがあります。また、食事からとった栄養素はクエン酸などの酸の働きによって円滑にエネルギーに変わります。

クエン酸等は、なにより体の代謝を円滑にする大きな力を発揮します。 代謝がスムーズに行けば、疲労物質も溜まることなく、血液も浄化され血管の老化などが防止されます。カルシウムを多く含む牛乳や小魚、海藻などはせっかく食べても体内に 吸収されにくい問題があります。梅干しのクエン酸は、カルシウムを体内に吸収されるのを援護し、充分体内に取り入れることができます。

梅干しには、こんなに多くのすばらしい力があるんですよ!
特に、穀物を常食とする日本人には欠かせません。
また、食生活の変化(美食家、偏食が多い方、仕事の関係で片寄った食事が多い方)等で 身体が危険信号を出している現在人には、絶対に食べ続けて欲しいものです。

投稿者 アンジュ : 08:10 | トラックバック

2006年07月06日

狭心症

心臓の栄養血管である冠動脈の血流が不足することによって、心筋が酸素不足に陥ります。そのために生ずる痛みが、狭心症の痛みです。

多くの場合、冠動脈の動脈硬化によって生じた冠動脈の狭窄が血流を障害することが原因となりますが、たいした動脈硬化がないにもかかわらず、冠動脈が痙攣性に収縮を起こして縮んでしまう(攣縮)するタイプもあります。また子供の病気である川崎病の後遺症や大動脈弁膜症が原因になることもあります。

普通は「労作性狭心症」といって労作時に起こります。つまり、急ぎ足で歩いたり、階段や坂道を登ったとき、またひどく興奮したときなどに胸の中央部が締め付けられる、あるいはなにかを押しつけられているような圧迫感がでてきます。少し休むとおさまってしまうのが特徴です。
痛みはしばしば左肩・腕や顎までひろがり、みぞおちに胃の痛みのように感じられることもあります。息切れ、として自覚されることもあります。
痛みの場所はあまりはっきりしないのが一般的です。「この一点が痛い」と指で示せるような場合は心配ないと思っていいでしょう。
症状の持続時間は数十秒から数分です。もっと短い場合は心配ないといってよいでしょう。
一方「安静時狭心症」といって、同じような症状が労作と関係なくでることがあります。これは「冠攣縮」、つまり冠動脈が痙攣様に収縮してしまい、動脈硬化で細くなったのと同じような狭窄を一時的に作り出すために起きる現象です。

狭心症のもともとの原因は多くの場合、動脈硬化です。いったん起こった動脈硬化を元通りに治すということは現時点ではまだ不可能です。

ですから、今後動脈硬化がこれ以上進行しないように最大限努力する、ということが治療の大前提になります。
そのためには高血圧・高脂血症・糖尿病などを治療し、さらに禁煙・体重増加の抑制・適当な運動を行なうことによって、リスクファクターをできるだけ減らすことが最も重要です。

投稿者 アンジュ : 09:57 | トラックバック

2006年07月05日

敗血症

敗血症とは、様々なバイ菌(細菌)が動物の体の中に侵入し、体のある部位に取り付いて増殖した後、血液に乗って全身に回っておこる病気をいいます。細菌による感染症の中では一番重症な状態です。

敗血症の前には、熱が上がる、寒けがする、呼吸数と心拍数が増加する、外見的にも非常に気分が悪そうに(中毒のように)見える、今にも死にそうな感じがするといった症状が見られます。これらの症状は急速に体温低下(低体温)を伴うショック、血圧低下、錯乱その他の精神状態の変化、凝固異常(皮膚の出血性病変(点状出血および斑状出血)により分かります)に進行します。

敗血症は色々な原因によって体の中に入った細菌や毒素(エンドトキシン・エキソトキシン) などの刺激によって遊離された炎症性サイトカインによって惹起される生体の過剰な反応 とされております。 この炎症性サイトカインは好中球を活性化させます。
活性化した好中球からは蛋白分解酵素・活性酸素などが遊離されてきます。 侵襲が大きいとこれら蛋白分解酵素や活性酸素の防止機構が破綻して、自己の組織破壊 が起きてきます。自己の組織破壊が起きると循環障害・臓器障害となってあらわれて、 ひどいときは敗血症性ショックとなっていきます。
これによって、強い全身症状と各重要臓器障害が起こってきます。
敗血症は敗血症ショックのほかにもDICや多臓器不全(MOF)などを引き起こす重篤な疾患です。
敗血症ショックの死亡率は約40%になります。

投稿者 アンジュ : 09:53 | トラックバック

2006年07月04日

バナナの力

バナナが”ミラクル・フルーツ”と呼ばれる理由の第一は、その優れた栄養バランスにあります。
特にミルクと合わせると、私たちの健康維持に必要な、すべての栄養素を、まんべんなく摂取することができます。

バナナには、数種類の炭水化物(糖質)が100g中22,6gと、果物の中で最も多く含まれています。しかも、ブドウ糖、果糖、ショ糖という3種類の糖質が含まれているのが特徴です。

また、食物繊維を多く含んでいます。食物繊維とは、人の消化酵素で消化されない成分の総称です。長い間、エネルギーにもならず、微量栄養素の吸収を妨げる不要なものとされてきました。 けれども、栄養学の研究が進んで、食物繊維には便秘の改善だけではなく、コレステロールの低下、大腸ガンや心臓病、糖尿病などの成人病を予防する効果があることが分かってきたことから”第6の栄養素”として注目されています。

バナナには、炭水化物が体内で代謝されてエネルギーになる時に必要なビタミンB1やB2を、他の果物よりはるかに多く含んでいます。
バナナには、他の果物をおおきく引き離すほど、多くのカリウムとマグネシウムが含まれています。
いずれも、体内のミネラルバランスを確保するために、重要な働きをするミネラルで、
心臓の予防や、筋肉のけいれんを防ぐなどの効果もあるといわれています。

毎日の暮らしの中で、私たちの体は常に、病原菌の攻撃にさらされているといっても、決していい過ぎではありません。私たちが病気にならないのは、病原菌が進入しても健康を守る「免疫システム」というものが、体の中で働いているからなのです。バナナには、この免疫システムを増強する作用のあることが、明らかになってきました。バナナに含まれる成分は、免疫システムで必要不可欠な役割を果たす「白血球」の機能を増強します。白血球が活発に働くと、かぜをひきにくくなるだけではなく、動脈硬化やガンなどの、各種成人病にもなりにくくなる、ということも分かってきています。

投稿者 アンジュ : 08:21 | トラックバック

2006年07月03日

脱水症の予防

脱水症とは下痢、嘔吐、発汗、多尿などで体液が失われたり、水分摂取量が急に減少して、体液が欠乏した状態を言います。

脱水症は、元気がなくなることから始まります。そして①発熱 ②皮膚の乾燥 ③尿量の減少 などがみられ、なかには吐き気を訴える人もいます。
脱水症をそのままにしておくと、だんだんうつらうつらしはじめて(傾眠状態)、さらにすすむと、うわ言をいったり、騒いだり(せん妄状態)、幻覚が出てきたりします。発病して数日で亡くなることさえある怖い病気です。

たっぷりと水分をとることで、脱水症は防ぐことができます。
皮膚の乾燥を知るには、脇の下を触れてみることです。なんとなく元気がないようならば、額に手を当てて「熱をはかろうね」といいながら、脇の下を触ってみます。脇の下がツルツルッとすべった感じになっているときは皮膚が乾燥している証拠です。水分が足りていれば、湿り気があるのでちょっとひっかかるような感じがします。これは、脇の下で脱水症かどうかを見分ける技術です。

1日最低1,300mlの水分を摂取しよう。
私たちは尿や便のほか、皮膚や肺からも水分を排泄(不感蒸泄)しています。汗をかき、呼吸することで、身体の中に溜まっている熱を体外に捨て、体温のコントロールをしているのです。水分が不足して熱を捨てることができないと、熱中症を起こしてしまいます。(気温が30度以上で、湿度70%を超えると汗が出にくく、体温の調整がうまくいかない状態になり、熱中症が起きやすくなります)
熱中症だけではなく、加齢によっても水分の保有率が下がり、脱水症になりやすいので注意が必要です。

熱中症、脱水症の予防と対策
1.気温、湿度の高い日は、草むしりなどの屋外作業は避ける。
2.水分を少量ずつ、こまめに補給する(冷水だと、体内から直ぐ出てしまいます)
3.血液粘度の上昇は午前中に起こることが多いので、起床後にはきちんと水分をとることが必要です。
4.じゃがいも、人参等カリウムが補給できる野菜スープは最適です。
5.バランスの取れた食事が大切です。

この時期は、免疫力が低下し、体力も落ちているので注意が必要です。

投稿者 アンジュ : 10:01 | トラックバック

2006年07月02日

過食症

神経症無食欲症(一般的に言われる拒食症)と神経性大食症(過食症)は摂食障害と呼ばれる病気です。

初めは拒食症あるいは過食症であっても、両方の症状を行ったり来たりするようになる場合も多く、どちらも体重・体型や、食べることについて考えることが生活で一番重要な位置を占めるようになり、たいていの場合やせることで自分を評価します。

過食症はむちゃ食いを繰り返し、体重の増加を防ぐために、自分で吐いたり、下剤や浣腸の使用などを症状とします。むちゃ食いとは明らかにほとんどの人が食べるよりも大量の食物を、短時間のうちに食べることを指し、食べているときに「食べることをやめることができない」感覚を伴います。このような状況が平均して週2回、3ヶ月続いた場合,過食症が疑われるでしょう。

拒食症、過食症とも自分で治すことは難しいので、上記の症状が当てはまる場合は保健管理センターや診療所を訪れて、正確な診断を求めることが重要です。どちらも身体的な問題に心理的・社会的な問題が加わって発症しています。そこで,治療も心身両面にわたることとなることがほとんどです。
拒食症で体重が標準体重の70%以下になった場合は入院治療が必要となります。また、家族が治療に協力してくれることが役立つことが多いことも明らかとなっています。心理面では、行動の変容(行動療法)と、考え方の変容(認知療法)などを組み合わせた治療が行われています。

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2006年07月01日

クコの実

くこは中国で広く産出されており、漢方薬としての役割も大きい果実です。日本産のクコの実よりも、中国産のものの方が薬効が大きいといわれています。

中国では伝統的に、かすみ目、虚弱体質、精力減退、めまい、咳などに用いられてきました。
クコの実には、大量のβカロテンが含まれています。そのβカロテンは極めて活発な状態で、体内での即効性があるといわれています。

また、アミノ酸も豊富で、その他ビタミン類B1、B2、C、ニコチン酸、多糖類等が含まれます。さらに最近の報告によると、くこの実には抗酸化作用だけではなく、コラーゲンの合成を促進する作用もあるという結果が出ています。
そのままお茶請け等としてお召し上がり頂くことはもちろん、煮込み料理や温かいデザートに加えて頂くと、味に複雑な陰影が出て、ワンランク上の仕上がりになることも。また、 水にもどして、お粥に入れたり、お酒に漬けたりしても、味わい深く召し上がれます。
また、カレーに添えられるサフランライスの中に、レーズンの代わりに、もしくはレーズンと半量ずつクコの実を混ぜ込んでも、アクセントになって美味しく召し上がれますよ。

投稿者 アンジュ : 21:53 | トラックバック