2007年03月02日
骨粗しょう症
日頃、滅多にお目にかかることのない自分の骨。あなたは骨についてどんなイメージを持っているだろうか。「骨といえばカルシウム!」と答える方も多いはず。その通り、骨は「カルシウムの銀行」とも呼ばれ、体内にあるカルシウムのなんと99%を貯蔵している。
カルシウムはおよそ1兆個もある私たちの体の細胞のはたらきを司るもので、常に血液中に一定の量を保って存在している。カルシウムは体内で合成することができないので、食べ物から摂るしかないのだが、もしカルシウムが体内に入ってこない場合、骨は自らのカルシウムを血液中に溶かしだし濃度を一定に保とうとする。カルシウムが引き出される一方だと、骨はやがてもろくスカスカになってしまう。やはり骨とカルシウムは切っても切れない関係にあります。
思春期以降の女性の骨を丈夫にする役割は女性ホルモンであるエストロゲンが担っている。骨密度とエストロゲンはほぼ同じリズムで変化し、40代以降エストロゲンの分泌低下と同時進行で骨からカルシウムがどんどん抜けてもろくなってゆき、閉経でエストロゲンの分泌が決定的に低下すると、骨密度も急速に減少してしまうのだ。この時期に無理なダイエットをすることは骨にかなりのダメージを与えることになる。
さらに、一般的に女性の骨は男性に比べて細いことからカルシウム量がもともと少なかったり、食が細かったりするのでカルシウムを十分補えないことや、妊娠してお腹の赤ちゃんにカルシウムを渡したりすることもある。女性の体は男性に比べ、骨にとっては何かと不利なのだ。
閉経期以降の50歳代の女性の3割が、60歳代では5割が、70歳以上では約7割が骨粗しょう症にかかっているという報告もあります。
骨粗しょう症のリスクは女性にばかりあるのだろうか?もちろん、男性も加齢に伴い骨密度は低下してくるので、骨粗しょう症の危険性はないわけではない。「男だから大丈夫」などと安心せず、毎日の生活習慣や食生活に気を配ることが大切です。
投稿者 アンジュ : 2007年03月02日 10:33 登録カテゴリー : 病気の本音話
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