2007年03月10日
睡眠薬
睡眠薬には、脳の働きを抑え、不安を除去し、筋緊張を和らげて眠りを誘う効果があります。服用する場合には医師の指導が必要です。問題は、薬に頼ろうとする精神依存が見られることです。
不眠に悩む人は、不眠を恐れながら、一方では睡眠薬の服用を恐れるという矛盾した状態に陥っているものです。薬がなくても眠れるように、うまく睡眠準備状態をつくることも考えましょう。
現在用いられている睡眠薬は、ほとんどがベンゾジアゼピン系の薬物です。比較的安全性は高いのですが、人によっては効き過ぎたり、ふらつきが起こったりします。特に、高齢者は、薬に対する感受性に個人差がありますから、より注意が必要です。
ある種のベンゾジアゼピン系睡眠薬では、飲んだ後のことを覚えていない健忘を起こすことも知られています。使用量を守るとともに、状況によっての適切な使用を心掛けたいものです。
言うまでもないことですが、睡眠薬をアルコールと一緒に飲むことは危険です。絶対に避けなければなりません。
薬は人体にとって異物ですから、多かれ少なかれリスクが伴います。問題となるのは、依存、耐性、薬物アレルギー、催奇形性、そして副作用などです。
副作用とは、薬を用いた時に現れる人体にとって好ましくない作用や、使用するまで予測出来なかった作用です。副作用のない薬は、ないといっても過言ではありません。ある人に副作用を起こさなかったからといって、すべての人にそうだとは限らないのが特徴です。
副作用は、薬の作用そのものによるもの以外に、体質、健康状態などによっても現れます。内臓疾患や血液障害、血圧の異常、緑内障、ぜん息などの疾患のある人は、特に注意が必要です。
薬が体内に蓄積しやすい高齢者、妊婦も副作用のリスクが高くなります。また、薬により胎児に奇形が発生することを催奇形性といいます。妊娠中の服薬は、必ず医師の指示に従わなければなりません。
投稿者 アンジュ : 2007年03月10日 10:52 登録カテゴリー : 薬について
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