2008年02月22日

抗生物質による下痢

抗生物質にも、他の薬と同様に副作用があります。そのうちの一つが個性物質による下痢です。抗生物質を投与された人の5人に1人が発症するといわれています。

抗生物質による下痢は、抗生物質によって腸管内の「良い」バクテリアと「悪い」バクテリアのバランスが乱れ、通常状態よりも有害なバクテリアが増殖した時におこります。

ほとんどの場合、抗生物質による下痢は深刻になることはなく、抗生物質の摂取を中止すればすぐに治ります。しかし、ときどき大腸炎や、さらに深刻な大腸炎である 偽膜性大腸炎を併発することがあります。どちらの疾病でも腹痛、熱、下痢を伴います。 偽膜性大腸炎の際は、症状によっては命に関わることがあります。
症状の重くない抗生物質による下痢や大腸炎に対しては、効果的な治療法があります。さらに、体によい働きをするバクテリアを摂取したり、ヨーグルトなどを食べることによって、症状を和らげることができます。

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2007年12月18日

インフルエンザの特効薬:タミフル

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症です。高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛などの症状が急激に現れ、ノドの痛み、鼻水、咳といった症状もでてきます。ふつう、3、4日間熱が続いたあと回復に向かいます。治癒後、インフルエンザに対する抵抗力(抗体)ができます。

このお薬は、抗インフルエンザウイルス薬です。インフルエンザウイルスに直接作用し、ウイルスの増殖をおさえます。A型とB型の両方のウイルスに有効です。感染初期に使用することで、症状の軽減と、治りが1~2日早くなることが期待できます。

インフルエンザウイルスの増殖に欠かせないノイラミニダーゼというの酵素の働きを阻害する作用があります。国内で、プラセボ(にせ薬)を対照とした二重盲検比較試験(252人)がおこなわれています。この薬を飲んでいた人(122人)の症状がよくなった日の平均はおおよそ3日目(70時間)でした。一方、プラセボを飲んでいた人(130人)では、平均して4日(93時間)かかりました。この薬の服用により、治りが平均で1日ほど早くなることが示されました。


@ この薬の特徴は

・インフルエンザウイルスに直接作用する世界初の飲み薬です。
・経口剤なので、安定した服薬効果が期待できます。
・新型インフルエンザ(鳥インフルエンザ)にも有効とされ、その対策として各国で備蓄がすすめられています。
・この薬によるものか、はっきりしたことは分かっていませんが、異常行動による重大な事故事例が報告されています。原因を調べるため、現在、大規模研究が進行中です。


@ 注意する人

・10歳以上20歳未満の人には、原則として用いません。異常行動による事故が、10代の未成年者に多くみられるためです。
・腎臓の悪い人は、薬の排泄が遅れるおそれがあるので、用量に注意する必要があります。


@ 使用について

決められた飲み方を守ってください。ふつう、5日間飲み続けます。カプセルは噛まないで、コップ1杯ほどの水で飲んでください。子供用の細粒(ドライシロップ)は、ふつう、1包を適量の水で溶いてから飲みます。大きい子供は、そのままでもかまいませんが、多めの水で飲ませてください。
発症後、できるだけ早く服用するようにします。症状の発現から2日以内に飲み始める必要があります(症状発現から40時間経過後に使用したケースにおいて、有効性を裏付けるデータは得られていません)。
できたら、服用後の様子を、ご家族など周囲の方に注意をはらってもらうとよいでしょう。とくに子供や未成年者に用いる場合、保護者は 治療中 一人にさせないように配慮してください。少なくとも2日間は注意深く見守りましょう。
呼吸器や心臓に病気のある人、糖尿病の人、また高齢の人など、インフルエンザが重症化しやすい人に対して予防薬として用いることがあります。予防目的での処方は、家族や施設の共同生活者などにインフルエンザ感染者がでた場合などです。感染者に接触後2日以内に開始します。
とくにドライシロップは、湿気を避けて保管してください。

対症療法的に、カゼ薬、解熱鎮痛薬、咳止め、痰きり薬なども処方されます。ただし、アスピリンやボルタレン、ポンタールなど強い解熱鎮痛薬は、子供のインフルエンザには原則禁止です(脳症との因果関係)。そのほか、肺炎など細菌による二次感染時やその予防に抗生物質も処方されます。

「予防にまさる治療はない」といわれるのがインフルエンザ。やはりワクチンの予防接種が基本です。とくにお年寄りや、持病で体の弱っている人は重症化しやすいので、冬のシーズンに入る前にかかりつけの医師と相談されるとよいでしょう。
インフルエンザが流行してきたら、お年寄りや体の弱い人は、できるだけ人混みは避けたほうがよいでしょう。外出時のマスク、帰宅時のうがいや手洗いも忘れずに。
ふだん健康な若い人は、重症化することなく自然治癒するものです。必ずしも薬を必要としません。休養と睡眠、そして十分な水分と栄養をとることが大切です。

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2007年03月10日

睡眠薬

睡眠薬には、脳の働きを抑え、不安を除去し、筋緊張を和らげて眠りを誘う効果があります。服用する場合には医師の指導が必要です。問題は、薬に頼ろうとする精神依存が見られることです。

不眠に悩む人は、不眠を恐れながら、一方では睡眠薬の服用を恐れるという矛盾した状態に陥っているものです。薬がなくても眠れるように、うまく睡眠準備状態をつくることも考えましょう。

現在用いられている睡眠薬は、ほとんどがベンゾジアゼピン系の薬物です。比較的安全性は高いのですが、人によっては効き過ぎたり、ふらつきが起こったりします。特に、高齢者は、薬に対する感受性に個人差がありますから、より注意が必要です。
ある種のベンゾジアゼピン系睡眠薬では、飲んだ後のことを覚えていない健忘を起こすことも知られています。使用量を守るとともに、状況によっての適切な使用を心掛けたいものです。
言うまでもないことですが、睡眠薬をアルコールと一緒に飲むことは危険です。絶対に避けなければなりません。

薬は人体にとって異物ですから、多かれ少なかれリスクが伴います。問題となるのは、依存、耐性、薬物アレルギー、催奇形性、そして副作用などです。
副作用とは、薬を用いた時に現れる人体にとって好ましくない作用や、使用するまで予測出来なかった作用です。副作用のない薬は、ないといっても過言ではありません。ある人に副作用を起こさなかったからといって、すべての人にそうだとは限らないのが特徴です。
副作用は、薬の作用そのものによるもの以外に、体質、健康状態などによっても現れます。内臓疾患や血液障害、血圧の異常、緑内障、ぜん息などの疾患のある人は、特に注意が必要です。

薬が体内に蓄積しやすい高齢者、妊婦も副作用のリスクが高くなります。また、薬により胎児に奇形が発生することを催奇形性といいます。妊娠中の服薬は、必ず医師の指示に従わなければなりません。

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2007年03月03日

ワクチン

あらかじめ感染症に対する「免疫力」を作らせ、感染症を予防するために接種される抗原。

。「生ワクチン」は、継代培養などで毒性を極めて弱くしてある生きたウイルスや細菌。このほか有効成分だけを取り出したり、加熱等の処理によってまったく毒性をなくしてある「不活性ワクチン」、病原体が増殖する過程で生み出される毒素(トキシン)をホルマリン処理し、免疫原性を維持したまま無毒化してある「トキソイド」などがあります。

ところで、ウイルス、細菌あるいは寄生虫などの病原微生物が生体内に侵入し増殖することによって起こる病気を「感染症」と言います。生体には微生物の侵入に対抗するために「免疫」と呼ばれる独自の生体応答システムがあります。すなわち、自分以外の異物(病原微生物や他のアレルギー原など)が生体内に侵入すると、その異物と特異的に反応する「抗体」と呼ばれるタンパク質や「感作リンパ球」が作られ、その異物を排除(あるいは無害化)しようとします。この様な免疫は体内のリンパ球に記憶され、同種の異物が侵入してきた時に即座に対応出来る様に準備されています。

「ワクチン」とは、生体が本来持っているカラダの仕組みを利用して、あらかじめさまざまな感染症に対する「免疫力」あるいは「免疫記憶」を作らせておく“生物製剤”のことです。「ワクチン」には大きく分けて「生ワクチン」(毒力を弱めた生きたウイルスや細菌から作られる製剤等)と「不活化ワクチン」(微生物や微生物が産生する特定のタンパク質を精製してホルマリン等で殺菌または無毒化して作った製剤等)があります。

生ワクチンはほぼ一生効果を持続するものが多いのですが、不活化ワクチンはある程度の期間を過ぎると効果が無くなってしまうので、基本的には追加接種が必要です。また、インフルエンザウイルスなどの様に少しずつ抗原型が変化する微生物に対しては、毎年、流行が予想される抗原型のワクチンが作られます。この様に毎年、流行型のワクチン接種を受けなければ効果が得られないものもあります。

投稿者 アンジュ : 10:55 | トラックバック

2005年09月12日

薬の飲み方について

薬の飲み方についてですが、食前や食後、食直後、食間、眠前などなど、色々とあると思います。

一番多いのが、食後だと思うのですが、食後でも、直後に飲む薬(これは、消炎鎮痛剤など胃を荒らしやすいお薬に多いです)は、その通りに食べ終わって直ぐに飲みましょう。それから、食後30分等と表記してある薬についてですが、これは食後30分以内に服用して下さいという意味なので、30分経ってから飲む薬ではないので、40分と過ぎてしまった!10分過ぎでは飲めない、などということはありません。一応の目安としての時間となりますので、でも直後ではなく、少し時間を空けないといけないと思っておいて下さい。

食前薬ですが、大体、これは漢方薬や血糖降下剤などに見られる飲み方です。胃薬などでもありますが、この場合も食事の30分前にのむものや、食べる直ぐ前に飲むものもあります。

難しいのが、食間薬ですね。これは、食事と食事の間のおなかが空いている時間帯で、朝食をとった時間と昼食をとった時間の中間くらいの時間になるのですが、食後2時間から2時間30分くらいで飲むといいと思います。今ではそのような表記がされている場合もあると思います。

眠前薬は、大体が就寝の約30分前くらいが目安だと思って下さい。あとは医師や薬剤師の指示に従ってください。寝る直前に飲む場合もありますので。

薬を飲む場合ですが、一番良いとされているのは白湯です。水でも構わないと思います。お茶だと、貧血を改善させる薬などでは、効果を低下させる場合もありますし、ジュース等も同じく効果を低下させる場合がありますので、「水では飲めない」という方は、必ず、医師に相談の上、ジュース等で飲む事をお勧めします。あと飲み物がなくても飲んでしまう方がいらっしゃいますが、その場合、薬が完全には胃に届かず、食道に張り付いたり、残留物が影響して食道の潰瘍潰瘍の原因になったりすることがありますので、必ず、水分を摂って飲むようにしましょう。
当たり前の事ですが、発泡酒やアルコールでは飲まないで下さい。薬の吸収溶解などに影響が出ますし、薬によっては相乗効果で身体に負担になる場合もありますので、絶対に止めておいた方が身のためですよ。

投稿者 アンジュ : 06:49 | トラックバック

2005年08月06日

タウリンについて

タウリンはアミノ酸の一種で、魚介類や軟体動物に多く含まれるアミノ酸の一権です。人間の筋肉や胆汁酸と結合して存在しています。

タウリンとは、アミノ酸の中でも、その成分の中に硫黄を有する含硫アミノ酸の一種で、植物以外のほとんどの生物に存在していると言われています。人間の体には体重の約0.1%のタウリンがあり、心臓・肺・肝臓・脳・骨髄などのあらゆる臓器や組織に広く分布していることから、生命活動の維持に不可欠な成分として知られています。

人間の体には、生きていくために必要最小限のタウリンを作る機能があります。また、普段の食事から平均して1日100~300mg のタウリンを摂取しています。交感神経抑制作用があり、食塩由来の高血圧を改善し、気道の収縮を抑制するので気管支喘息にも効果があり、また心疾患の予防にもなります。心臓は、常に心筋細胞中のカルシウムを出し入れし、心臓の筋肉を収縮弛緩させて全身に血液を送り出しています。タウリンには、このカルシウムの出入りを必要に応じてコントロールする働きがあり、加えて動脈硬化などで血液量が不規則になり、心臓がダメージをうけた時でも、心臓が正常に作動するのを支える働きがあります。
その他にも、肝臓での脂肪代謝を高め、脂肪燃焼をアップさせます。

貝類、イカ、タコに多く含まれるアミノ酸の一種で肝機能の働きを活発にし、胆汁酸の合成を促進、脂肪の分解を促します。インスリンの分泌を促進し、総コレステロールや血圧を正常値に近づけます。

タウリンが含まれる主な食品としては、さざえ、とこぶし、帆立貝、あさり、たこ、ずわいがに、やりいか、まぐろ(血合い)、たい、さば(血合い)等に含まれます。
タウリンの特徴として、体内の必要なところでのみ働き、不要なところでは何の働きもしないことがあげられます。また、必要分以上のタウリンは、尿となって体外に排泄されるため、タウリンは必要以上に摂り過ぎても害にはなりません。
魚介類よりも肉類が中心になったり、食生活そのものが不規則になりがちな現代人は、タウリンも不足しがち。日々の健康維持はもちろん、疲れを感じた時などにも、タウリンを積極的に摂取するよう心がけましょう。

投稿者 アンジュ : 00:05 | トラックバック

2005年08月05日

ハーブのサプリメントの服用について

サプリメントの中には粗悪なものもあり、健康を気にして摂っていながら逆の結果を招くこともあります。

特に最近流行っているハーブについては、副作用や過剰症の恐れが無いと、誤解されてる方が多いと思われていますが、種類によっては、過剰摂取は咽喉の炎症を起こす可能性があります。副作用としてアレルギー症状(じんましん、、急性ぜん息、呼吸困難、アナフィラキシー等)や発熱、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、喉の痛み、めまいが起こすこともあります。
外用の副作用としては、発赤、発疹、かゆみがあらわれることがあります。

マリアアザミというハーブにおいては、非常にまれですが、胃腸への作用を引き起こすことがあるようです。理論的にはエストロゲン(女性ホルモンのひとつ)と併用するとエストロゲンの排泄を早める可能性があるようです。エストロゲン様作用を持つので、女性ホルモン感受性のがんなどを持つ人は使用を避けてくださいね。
セントジョーンズワートにおいては、大量摂取した場合は、危険性が示唆されています。副作用としては、人によって、不眠、ありありとした夢、落ち着きのなさ、不安、動揺、いらつき、胃腸の不快感、疲労感、口渇、めまい、頭痛、皮膚のかゆみ、錯覚、遅延性過敏反応などがあるようです。それから、アルツハイマー症、二極性障害、抑うつ、統合失調症の患者において影響がある可能性があるようです。

ご使用に関しては、必ず添付されている薬の説明を良く理解してから、服用してください。人から勧められて、TVでいいと聞いて、というのでは無く、自分の体にあったサプリメント選びをして下さい。

投稿者 アンジュ : 07:38 | トラックバック

2005年04月02日

お薬の飲み方

皆さんは、ちゃんとした薬の飲み方をしていますか?

服用時の方法には、食前薬、食直前薬、食後薬、食間薬、眠前薬とがあります。
勿論、食前薬には、主に糖尿病等の血糖値を下げる薬や、胃を守る胃薬などもありますが、大体食事前の30分前にのみます。食直前の場合は、食べる直前(そのままです)。
食後薬は、食後30分以内に飲みましょう。
食間薬は、食事の間に飲む薬ではありません。ここで、よく間違える方がいらっしゃるんですよね。
食間薬とは、食事と次の食事の間に飲む薬です。
眠前薬は、寝る30分前から、寝る直前の間に飲むのが好まれます。

この時、薬は、白湯で飲むのが好ましいと言われています。
お茶でも良いのですが、もし、鉄剤等の貧血の薬を飲んでる場合は、お茶に含まれるタンニンという物質が、薬の吸収を妨げてしまうのです。
間違っても、ジュースなどで飲むような素人な事はしないように(素人やっちゅーねん!)

粉薬が駄目な方は、オブラートの誤使用を(笑)

そんな事言われなくても、知ってるわ!
って言われそうなのですが、身近な人物で、風邪薬を、食事を摂りながら、ジュースで飲んでしまった方がいたもので、書いてみました。
まぁ、本人にも、コンコンと直接注意しましたけどね。

薬はちゃんと飲まないと、効果がでませんよ!
という私も、たまに何も水分を取らずに薬を飲むときがあります。
ははは、、、まったく、説得力の無いコラムでした。

投稿者 アンジュ : 12:11 | コメント (2) | トラックバック

2005年03月17日

薬の飲みすぎ注意

同じような種類の薬を飲みすぎてるって事はないですか?

持病などがあって常時、薬を飲んでいる人に注意してほしいのは、内科、整形外科、などを掛け持ちで受診していて、しかも受診している病院・医院が違う場合は、必ず、他ではこんな薬を飲んでいます。という事を、しっかりとドクターに伝えておきましょう。
そうすれば、同じような薬をだぶって飲むことも無いです。
お年寄りなんかで多いのですよ。
私の知っている患者さんで、整形外科と内科と神経内科にかかってる方がいて、どれだけの薬を飲んでるのか見せて貰った時にびっくりしました。
全部で合わせて、9種類位の薬を飲まれていたからです。
個人医院なんかは、薬のコストで料金を稼ぐために多くの薬を処方される場合があるので、一度お薬のおさらいをしてあげると良いと思います。
お年寄りを抱えていらっしゃるご家族の方、是非一度チェックしてみましょう。
もしかしたら、胃薬が3種類位出てる場合もありますよ。
薬を減らせてあげた方が飲みやすく、自己管理し易いのです。それに、コストも安くなりますから。
それでも、薬依存の強い方は、一つでも減ってしまうと、すぐに体調が悪くなったと訴える方もいたりするので、まず、初めが肝心です。
病院を受診される時は、必ず、今飲んでる薬があれば、聞かれなくてもドクターにしっかり伝えましょう。大抵のドクターは、まず問診で聞かれると思うのですが、外来患者さんの多い場合、流れ作業のような感じでしか見ないドクターもいますからね。
注意しましょう。
という、私はかなりの薬依存症です(笑)

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